受験生の方へ

人間環境学部 教員紹介


氏 名 石渡 浩司(イシワタ ヒロシ)

所 属 人間環境学部 人間発達学科
職 名 准教授、大学宗教主事
専攻分野 新約聖書学
最終学歴 ダラム大学神学部 大学院博士(Ph.D)課程満期退学
学部担当科目 キリスト教の成立、キリスト教の発展、キリスト教と現代社会(A)、キリスト教保育論、他
長期研究テーマ (1)「キリスト教」のユダヤ教からの分離 (2)キリスト教キリスト論(神論)とユダヤ教メシア論(神論)の関係
長期研究テーマ内容 (1)分離は、地域地域で徐々になされていったとして、最終分離は、一般に考えられている1世紀90年頃のユダヤ教「ヤムニア会議」よりも遅い、2世紀になってから、ということをより確実に立証することを目的としています。
(2)人間イエスが、神として礼拝の対象となっていく過程についての考察。一般に一神教であると考えられているユダヤ教からどのような過程でイエスが神として認められるに至ったかを探究する研究です。
短期研究テーマ 新約聖書を初期ユダヤ教文書や使徒教父文書などとの関係から、より広い文脈の中で理解しようとする研究
短期研究テーマ内容 『マタイ福音書』と『第一エノク書』との近似性に関する研究。また『十二使徒の教訓』や2世紀の護教家ユスティノスの『トリュフォンとの対話』等を研究し、新約聖書や、「キリスト教(キリスト派)」の発展をより深く理解する研究に着手しようとしています。
主要業績 <論文>
(1)「マタイ、及びマタイの教会と同時代ラビ的ユダヤ教との関係に関する一考察」 東京神学大学神学会編 『神学』 53号、教文館、1991年、179-192頁
(2)「マタイ11:28-30に看取されるキリスト論とマタイの神学に関する一考察」日本新約学会編 『新約学研究』 22号、新教出版社、1994年、1-11頁
(3)「マタイとユダヤ教との関係を巡って: マタイはキリスト派のユダヤ教徒と言い得るか?」 『宣教』 29号、日本バプテスト神学校、2006年、13-48頁
(4)「キリスト教学校の人格教育の基礎となる校訓とその聖書的根拠に関する一考察」 『研究紀要』 29号、彰栄保育福祉専門学校、2014年、3-11頁
<翻訳>
(5)G.N.スタントン 『福音書とイエス』 オックスフォード聖書概説シリーズ、ヨルダン社、1998年(共訳)
ゼミの内容 「キリスト教(宗教)と教育」というテーマのもとにゼミを行います。日本の教育、特に幼児教育や女子教育に貢献したキリスト教の宣教師やその後継者たちに焦点を当てます。もちろん関東学院の創設者ベンネット博士や関東学院の発展に貢献してきた歴代の教育者にも目を向けたいと思います。内村鑑三、新渡戸稲造、津田梅子などにも触れられればと思います。彼ら彼女らの人生の歩み、置かれた環境、貢献したこと、人物像や思想などについて、掘り下げてゆきたいと思います。
また、「キリスト教(宗教)と教育」というテーマのもと、事前に自分独自の問題意識をもっている学生がいれば、それを研究していくことも可能です(例えばフレーベルやコルチャック先生に興味を持っているので学びを深めたい、等)。
皆様へメッセージ 人間発達学科の学生たちは、授業はもとより、現場での少なからずの実習を通して、4年の間に人間的に大きく成長いたします。単に専門の知識や技術をたくさん習得した学生である、というだけでなく、早くから社会性を身に付け、礼儀正しく、子どもたちはもとより、他者に対する配慮の行き届いた学生が多いのが特徴だと思います。まだ学生ですし、「途上」の段階ではあっても、学院の校訓「人になれ 奉仕せよ」を早くから具現した学生たちが多く所属しているのが人間発達学科であり、この学生たちに最善の働きの場が備えられ、彼ら彼女らがさらなる飛躍を遂げることができることを心から願っています。
受験生へメッセージ 人間発達学科は、主に、保育士、幼稚園教諭、小学校教諭を目指すという共通の目標をもって皆が学んでいます。先輩は親身に後輩に接し、また仲間同士助け合って、目標に向かって前進していける学科です。教職員も学生の目標が達成できるように、親身になって助言や指導をしています。是非この「共同体」の中に入って、自分の「夢」を実現してみませんか。

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