受験生の方へ

人間環境学部 教員紹介

 

氏 名 黒田 篤志(クロダ アツシ)

所 属 人間環境学部 人間発達学科
職 名 准教授
専攻分野 理科教育学
最終学歴 東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科博士課程修了 博士(教育学)
学部担当科目 理科,初等教科教育法(理科),保育内容指導法(環境II),教育実習指導I,生徒・進路指導論,教養ゼミナール,卒業研究,ゼミナール,人間と自然,キャリアデザイン入門
長期研究テーマ 子どもの科学概念構築を図る教授行動の研究
長期研究テーマの内容 理科は,子どもに科学概念を構築する為にある教科です。授業において,いかに効率よく概念構築を図るかは,教師の手に委ねられているとも言えます。そこで,教師が授業で子どもと関わる際に,どのような教授行動をとっているかを教室談話の分析を通して明らかにすることで,よりよい教授方法の抽出を行っています。
短期研究テーマ 科学概念構築を図る教師の足場づくりについて
短期研究テーマの内容 子どもが科学概念構築を図る為には,子ども一人ひとりが,自らの既有の科学概念を変容させていかなくてはなりません。それは,ただ教師が問題を与え,実験・観察をさせただけでは成立しません。また,ただ子どもたちに話合いをさせただけで概念構築が図られるのであれば,教師の存在は,要らないことになります。科学概念構築を効率よく図る為には,教師の足場づくりが必須と考えられます。そこで,理科の授業において,教師と子どもが紡ぎ出す教室談話を分析することにより,教師の足場づくりの内実を明らかにしていきます。
主要業績 【論文】
1.齋藤裕一郎・黒田篤志・森本信也「子どもの科学概念構築に寄与する『発達の最近接領域』の理科授業における機能に関する考察」H21年11月 日本理科教育学会「理科教育学研究」Vol.50,2,pp.51〜67
2.齋藤裕一郎・黒田篤志・森本信也「科学概念構築の自覚性と随意性を促すメタファーの機能」H22年7月 日本理科教育学会「理科教育学研究」Vol.51,1,pp.63〜73
3.黒田篤志・森本信也「対話的な理科授業を通した子どもの科学概念構築に関する教授論的研究」H22年7月 日本理科教育学会「理科教育学研究」Vol.51,1,pp.51〜62
4.斎藤裕一郎・黒田篤志・森本信也「科学概念構築を促す談話におけるコミットメントの分析」−小学校第4学年「ものの温まり方」の授業分析を事例にして H22年11月 日本理科教育学会「理科教育学研究」Vol.51,2,pp.29〜39
5.黒田篤志・森本信也「談話としての理科授業を通した科学概念構築に関する研究」H23年3月 日本理科教育学会「理科教育学研究」Vol.51,3,pp.85〜99
6.齋藤裕一郎・黒田篤志・森本信也「子どもの科学概念構築における鑑識眼の機能と形成−小学校第5学年「物の溶け方」の授業分析を事例にして−」平成25年3月 日本理科教育学会「理科教育学研究」Vol.53.3, pp.441〜450
7.黒田篤志「表現する力を育てる理科学習」H18年10月 日本理科教育学会編 『理科の教育』10月号 東洋館出版社pp.20〜22
8.黒田篤志「実生活と自然認識をつなぐ表現」H19年7月 日本初等理科教育研究会編『初等理科教育』7月号 農文協pp.18〜21
9.黒田篤志「理科授業における子どもの言語としての科学概念構築に関する研究」第3回博報「ことばと教育」研究助成 研究成果論文集pp.106〜107
10.黒田篤志 誰でもできる観察実験「実験・観察+子どもの表現=∞」H20年10月 日本理科教育学会編『理科の教育』10月号 東洋館出版社pp.48〜51
11.森本信也・齋藤裕一郎・黒田篤志「子どもに科学概念構築を目指す理科授業デザインの現代的課題」H22年2月 横浜国立大学教育人間科学部紀要(教育科学) 12 pp.163〜180頁
12.黒田篤志 誰でもできる観察実験「身近にあるが,身近じゃない?」H22年5月『理科の教育』5月号 東洋館出版社pp.56〜59
13.森本信也・齋藤裕一郎・黒田篤志「科学概念構築と思考力・判断力・表現力との関連についての考察」H22年8月 横浜国立大学教育人間科学部紀要(教育科学) 13 pp.189〜206
14.黒田篤志「小学校における対話的理科授業」平成24年9月 日本理科教育学会編『理科の教育』9月号 東洋館出版社pp.32〜34
皆様へメッセージ 小学校教員を23年間務め,本学の専任教員となりました。関東学院大学の人間発達学科のよさは,子どもの保育,幼児教育,初等教育を心理学という学問的なベースで語ることができる教員を養成していることです。すべての成長段階において,子どもを心的に捉えることは,学習を成立させる上において必要不可欠な条件と言えます。このような独自のカリキュラムをもつ本学において,科学概念構築といった自然事象との関わりから子どもの心的変容を研究として追えることに喜びを感じています。
ゼミの内容 「理科が楽しい」といった子どもの発言を引き出せるような授業のあり方を研究していきます。理科の内容でも,教育の方法でも,ゼミ生自らが考えだしたテーマに基づいて,研究を進めていきます。
受験生向けメッセージ 小学校の教師は,とても遣り甲斐のある仕事です。学習指導も生徒指導も,子どもが応えてくれた時の喜びは,とても大きなものです。是非,本学の人間発達学科で小学校教員免許を取得し,将来の日本を担う子どもを育てる先生になってみませんか。
お問い合わせ atkuroda@kanto-gakuin.ac.jp

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