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人間環境学部 教員紹介

 

氏 名 土谷 みち子 (ツチヤ ミチコ)

所 属 人間環境学部 人間発達学科
職 名 教授
専攻分野 臨床発達心理学、保育学(臨床発達心理士s.v.)
最終学歴 日本女子大学大学院 文学研究科教育学専攻修士課程
学部担当科目 家庭支援論、乳児保育、障害児保育、子育て支援総論、保育実習指導、教養ゼミナール等
長期研究テーマ 初期経験の影響と子どもの成長の回復
長期研究テーマの内容 乳幼児期初期の生活や遊び経験の乏しさ、および大人から与えられた過剰な経験(乳児期からのメディア接触や早期教育など)と、両者の面から初期経験を捉え、子どもの成長に与える影響について、長期におよぶ子どもの成長に関する追跡研究を行い、回復の可能性を探っている。具体的には、1)乏しい、また過剰な初期経験は、どのような環境で行われたのか、その背景要因を探る(特に保護者を追いつめないように配慮が必要である) 2)子どもの成長・発達への影響と心配な行動特徴は何か 3)子どもの成長について回復の様子とそれを支えた要因を分析する、などを研究中である。 
短期研究テーマ 子どもの成長と回復に関わる家族への実践的な援助−保育・子育て支援現場に関わる立ち位置をとおして−
短期研究テーマの内容 1)育児場面における乳幼児初期の親子関係形成とその調整に関わる援助:家庭訪問や子育て支援現場における親と子の情緒的な交流をサポートし、子どもの成長を育み親の子育てのストレスを緩和する方法をさぐる
2)保育場面における乳幼児の成長発達を支える保育活動や保育者の関わりにおける臨床的援助:保育巡回相談場面における配慮の必要な子どもと家族についての臨床的保育活動(保育臨床)のプラン作成と方法をさぐる
3)地域の子育て支援に関わる資源のネットワーク形成:主に行政やその管轄する子育て支援施設を拠点として専門的な施設や一般市民を巻き込んだネットワーク形成とその実践的な活動報告の蓄積−特に虐待の予防的視点から    など
主要業績 論文:
・「乳幼児期のビデオ視聴が子どもの成長に与える影響−保育臨床的関わりの試み」(単著)1998 家庭教育研究所紀要vol.20 197−213
・「子どもとメディア−乳幼児早期のテレビ・ビデオ接触の問題点と臨床保育活動の有効性−」(単著)2001 国立女性教育会館研究紀要第5号 35−46
・「幼児期の家庭教育への援助―保育者の捉える子育て支援の方向性−」(筆頭)2002 日本保育学会 保育学研究第40巻第1号 12−20
・「親子関係の調整からみた早期の育児および発達支援−『抱っこ』のぎこちなさに焦点をあてて−」(単著)2004 日本小児保健協会 日本小児保健研究第63巻第6号 674−684
・「日常生活場面における育児・保育支援」(単著)2008 臨床発達心理実践研究第3巻,18−26
・「親と子の成長に関わる保育支援の試み−過剰なテレビ画面視聴をしていた幼児の追跡事例を手がかりとして−」(単著)2012 臨床発達心理実践研究 第7巻 89−100
著書:
・「父子手帳PART供テ幼児編」1999(共著)大月書店
・「『気になる』からはじめる臨床保育−保育学からの親子支援」2005(共編著)フレーベル館
・「『あたりまえ』が難しい時代の子育て支援」2007(共著)フレーベル館
・「家庭支援論」2011(単著)青踏社
・「育児のなかでの臨床発達支援」2011(共著)ミネルヴァ書房
など
皆様へメッセージ 人間発達学科は、子どもと家族に関わる人材を育てる学科です。子どもが健やかに成長することも、子どもを豊かに育てることも、とても難しい時代を迎えています。少し前の日本では、子どもは地域で遊びながら育ち、大人は親類や近所の人と一緒に子育てを楽しんでいたように思います。そんな当たり前の子育ての風景をあまり見かけなくなりました。子どもの育ち(成長・発達)や子育てに関心を示し、そして急激にすすむ社会的な変化にも眼を向けながら、この現代の難問に立ち向かい、子どもと家族の未来を明るくする仕事とは何だろう、自分には何ができるだろうと、ご一緒に考えてみませんか。いろいろな人間と出会うことが好き、いろいろなことを考え知の森に迷うことが好きという方々が、この学科に集まってくれることを期待しています。

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